土曜日は、お仕事がお休みのご家庭もあるかと思いますが、利用のお友達もいます。
朝8時に開所して夕方までアフタースクールで過ごすので、職員も一緒にゲームなどをしています。
この日は、新聞に書かれている記事の中からお題の文字を探すと言うゲームをしました。
問題はひらがなの「は」や「の」、「を」です。
制限時間1分でどれだけ多くの文字を探せるかというものでしたが、みんな集中して探すので、1分という時間はあっという間です。慣れてきたら3分と、時間を長くして挑戦しました。
新聞を読むのが難しい低学年のお友達には、「一緒に探そう!」と高学年のお友達がついてあげる微笑ましい姿が見られます。多学年がいる環境だからこその光景です。
また別の日の様子です。この日は「伝言ゲーム」。
背中に書いた文字を伝言していって、最後の人に正確な字が伝わるかというゲームです。
「わ」や「れ」は、区別が難しかったようで、背中で感じた文字に首を傾げて「う〜ん、わからないなあ。。」と言い、前のお友達に伝えることに苦労していました。
こちらは、「倒れている牛乳パックを足で起こしていくというゲーム」。
リレー形式でみんなで白熱しました。「うわ〜むずかし〜い!」と、手が使えないので起こすのに四苦八苦でしたが、みんなで応援し合いながら楽しい活動となりました。
そして、この日は保育園のさくら組と一緒。
室内でカードゲームや折り紙、レストランごっこの製作をして遊びました。
卒園児も多いアフタースクールの子供達。園児ともすぐに打ち解けて、「このカードゲーム一緒にやろう!ルール知ってる?」や「この折り方、どうやるの?教えて。」とお互いが声をかけ、大人が介入しなくてもすぐにそれぞれの遊びが始まりました。
「お弁当の日」だったこの日は、室内にブルーシートを敷いて、大きな輪になって食べることに。
職員も一緒にお弁当を広げて「いただきまーす!」。みんなとっても楽しそうです♪
『大掃除!!』
と、こちらはある日のお掃除の時間。
玄関の掃除担当になったHくん。靴箱の中を小ほうきで掃除していると、『雑巾で拭いた方がきれいになるな!』と閃いたようで、「今日は雑巾で拭き掃除するわ!」と言って、一緒に掃除をしていたNさんと共に一人一人の靴箱をの中を拭き始めました。その流れで、すのこを動かし床の雑巾がけまで始まりました。
職員が、「玄関の担当の人たちは今日は床まで掃除するんだって~!」と言うと「私はおもちゃ棚をきれいにするよ。」、「僕はここが終わったら窓ふきするよ!」と次々に派生していき、みんなのお掃除スイッチが入り、大掃除が始まりました!!
窓拭きに、本棚の本を全部出しての入れ直し、シルバニアファミリーやおもちゃの整理。
自分の持ち場の掃除場所が終わってからも、「何やってるの〜、一緒にやろうか?」と声を掛け、他の人の所を自主的に手伝うという子供達の素敵な姿に、大人は感激しました!
毎週土曜日は登所している子供達だけで掃除をするので、1人の持ち場も2箇所、3箇所となりますが、綺麗にしよう!という心掛けが嬉しいですね。長期休みになると、このような子供達が掃除の仕方を教え合う姿も見られるのです。
掃除ひとつとってもアフタースクールの中で、自然と「自主性」、「共同性」、「社会性」と様々な力が養われているようです。
このように、いつもより利用人数が少ないですが、土曜日はアフタースクールにいる時間も長いので、子供達と何をしようか?何をしたいか?話し合いをしながら、楽しく過ごす工夫をしています。
(文責:白井、上之園)