夏が過ぎ、秋も終わりに近づき、アフタースクールの庭のプランターも冬の野菜や花々へと冬支度を始めました。
夏はたくさんのにがうりやピーマン、トマトが実り、子ども達と共に夏野菜を堪能しました。大人と一緒に簡単な調理をして、特に塩昆布で和えたピーマンは大好評でした。包丁使いも手馴れたもので、積極的に声をかけてくれて調理に参加しました。また、苦手なにがうりを食べてみることに挑戦した子もいました!
「植え付け」
家庭菜園が得意な職員を中心に、土作りをして肥料を混ぜ、冬野菜に植え替える準備に取り掛かりました。
子ども達は、春に夏野菜や花を植えたときの経験から「指で苗を挟んで、こうやって・・・」と、ポットの後ろにある穴を上手に押して苗を取り出していました!一人がやってみせると、「そうだった!そうだった!」と思い出し「僕もやる!」、「次は私も!」と交代で植えていきました。
プランターの植える場所を決めてスコップで穴を開け、取り出した苗を置いて優しく土をかぶせていきます。
水をかけた後は寒さ対策のために、稲藁を土にかぶせました。「お布団みたいだね~」と言いながら丁寧に土の上に敷いていく子ども達。野菜つくりを通して、経験が生かされ、「できた!」という成功体験にもつながっているようです。
「脱穀!?」
なんと!植え付けのあとは稲藁に残っていた稲を集めて「脱穀がしたい!」となり数名で脱穀作業が始まりました。(^^);昨年やこれまでの保育園、こども園での経験から上手に脱穀をしていく子ども達。
取れたお米はほんの少しでしたが、子ども達の興味や、やってみたい!やってみよう!という気持ちはいろいろなところに潜んでいるのだな・・と感じることでした。
今回はブロッコリー、イタリアンパセリ、パンジー、ペチュニアなどを植え、アフタースクールの庭も一段と華やかな冬の装いとなりました。
新たな花々や野菜の成長、収穫を楽しみに季節の移り変わりも子ども達と共感していけたらと思っています。(文責:白井)