夏休みの活動(後編)

朝夕は涼しくなり、少しずつ秋めいてきました。

今回は前編に引き続き、「夏休みの活動」の後編をお知らせいたします。

 

☆そうめん流し☆

初の試みで、今年はそうめん流し器を使って、『そうめん流し』を行いました!担当は3、4年生です。

 

 

そうめんを茹でる事からチャレンジした子ども達。初めて茹でる子どもも多く、たくさんの熱いお湯に麺を入れることにヒヤヒヤ、キャーキャー言いながら茹でました。

「さし水をする」 ⇒ 「ざるに移す(大人)」 ⇒ 「流水で冷やす」 の準備を2,3名ずつ交代でキッチンに入り、大人と一緒に進めて行きました。

麺つゆの「栓抜き」も初体験!大人の少しのサポートの元、自分達で協力して開けることが出来ました!

 

 

 

そうめん流し器の電池も子ども達がセットして、お椀やお箸も準備して、さぁ始まります!

水が流れる中にそうめんを入れて、みんなでワイワイ賑わいながら食べ進めていき、80束茹でたそうめんも完食でした!!

活動後の振り返りでは、

◎家で食べるそうめんよりたくさん食べた。

◎回っていると美味しく感じた。

という感想が出ました。初めての経験が詰まった楽しい活動となりました(^^)

 

 

☆フルーチェ作り☆

 

1,2年生が担当で「フルーチェ作り」を行いました。

 

高学年担当のカレー作りから、調理する時は「三角巾」と「エプロン」が必要なんだという事を学んだ2年生の子ども達。誰も指示はしていませんが、自分達で考えて三角巾とエプロンを持参し、張り切って着ける姿が見られました。みんなやる気満々です♪

 

『調理』

「ボールにフルーチェの元を入れる」 ⇒ 「牛乳を計る」 ⇒ 「ボールに入れて混ぜる」

という工程を協力しながら、すこーしだけ大人の手も借りながら進めて行きました。いい匂いに包まれて「早く食べたいね~♪」、「おいしそ~う!」とニコニコ笑顔で作ることを楽しんだ子ども達でした。

 

👆洗い物も、もちろん1、2年生が担当です!係の仕事があることが嬉しい様子です♪

 

「低学年でも出来る活動を」と考えて取り入れた「フルーチェ作り」でしたが、最後まで自分達の役割を果たし、満足そうにいい顔で食べていました(^^♪

 

 

☆花火製作☆

サマーナイト花火大会にも出品されている、「六葉煙火」さんのご指導のもと、『線香花火製作』を行いました。初めての製作に真剣な表情で説明を聞いていました。

『薄い和紙の中に火薬を入れて、コヨリのように強く捻りる』 という難しい作業でしたが、1本目ができると、2本目、3本目と徐々に上手になっていきました。

 👆捻る作業は難しいなあ・・・

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夏休みの活動 (前編)

青い空に夏の雲が広がり、待ちに待った夏休みを迎えました。

今年は早くから気温が上がり、暑い日が続きましたが、子どもたちはどんな「暑い夏」を過ごしたのでしょうか。

 

☆カレー作り☆

 

今年も、子どもたちがやりたい事の一つ「カレー作り」を3回実施しました。

暑い時にはやはりカレーですね!!

今年は、昨年の経験をもとに高学年が担当となり、予算決めから、「買い物」、「調理」、「配膳」などの担当を決める話し合いを行いました。

 

『予算を立てる』

予算を立てるために、大よその値段を確認するためにスーパーに下調べに出かけました。

豚肉(バラ、コマ切れ)の100g、鶏肉(もも、むね)100g、ミンチ(あいびき、とり)100gのそれぞれの値段を調べて、どの肉が安く購入出来るかを計算しました。

結果、豚肉はコマ切れを、鶏肉はもも肉を、ミンチは合いびき肉と種類を決め、回毎にお肉の種類を変えて作ることにしました。予算を抑えるために、ウインナーも入れることにし、子どもたちが育てたジャガイモやナスも使って、調理の工夫をしました。美味しさの秘訣は、『にんにくで具材を炒める』ことだそうです。

『前日準備』

活動の前日に野菜や肉のカットして保存袋に入れ、冷蔵庫に保存しておきました。活動日は炒める作業から行うことができ、時間短縮になりました♪

ニンジンは薄く切ることを意識し、火の通りが早くなるように工夫しました。

玉ねぎのカットは昨年同様苦労し、途中、涙が出てはカットの作業が止まりましたが「目が痛い、目が痛い」と言いながらも最後まで頑張りました!

 

 

👆灰汁を取るのも具材が煮えたかチェックするのも、全て『調理』担当のお仕事です!爪楊枝を使って具材が煮えたかチェックします。

👆玉ねぎが目に染みて涙が出ます( ;∀;)

 

👆『配膳』担当がカレーを注いでくれます。

 

👆自分達で作ったカレーは格別で、みんな何度もお代わりをしてたくさん食べました!お代わりも係の子どもたちで時間を決め、声を掛けて配膳しました!

 

 

☆水遊び☆

 

さあ!絶好の「水遊び」の日。

子どもたちはカラフルに絵付けをしたペットボトルを手に、「さあ、やるぞ!」とやる気十分です。

勢いがあり過ぎてペットボトルのストローが飛んで行ったり、水があまり飛ばなかったり、狙ったり狙われたり。。。全身びしょびしょになっても、楽しさが止まりません。

熱中症に注意しながら時間いっぱい、一生懸命遊びました!

 

👆大人も容赦なく狙われます(^^);

 

 

☆木工作り☆

 

こども園の元園長、上妻先生は木工作りのスペシャリストです。

上妻先生が丁寧に準備された材料をもとに、1、2、3年生は大・小のコマ作り、4、5、6年生はペン立てとコマ作りを行いました。

4、5、6年生は接着時間を考慮して工作を開始します。木片の一片一片を集中して接着し、上妻先生が今日の記念になるよう、「2024」と一人一人の「イニシャル」を刻印して下さいました。唯一無二のペン立てです。

 

次はコマ作りです。

コマが回ったらどうなるかな?と考えながら、マジックで色をつけたり、絵付けをしました。時折、上の学年の子どもたちが、年下の子どもたちに教えています。異学年が一緒に過ごしているアフタースクールならではの光景です。

 

さあ、オリジナルのコマが完成しました!まず、回してみます。上手く回ったら、コマ回しで勝負!誰が長く回るかな?

👆上手に回ったよ〜♪

 

工作して遊ぶ、楽しい時間はあっという間に過ぎました。上妻先生から、「コマはみんなのそばにあり、みんなが大人になったら、こんな風に遊んだなあと思い出すでしょう。みんなのことをずっと応援しています。」と優しい言葉を頂きました。子どもたちもまた、上妻先生へお礼の言葉を伝え、後日感想とお礼の気持ちを込めた手紙をお渡ししました。

 

 

まだまだ、子どもたちの夏休みは続きます。

さまざまな体験を通して成長する姿を、ブログの後編でもお伝えしていきます。お楽しみに♪(文責:中曲瀬、白井)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏休み、始まりました!

雨の季節が終わり、厳しい暑さが年々増していますが、こどもたちにはワクワクする夏休みがやってきました。

4月に入学した1年生は、あっという間に3ヶ月が過ぎて、学校からアフタースクールへ通う生活に慣れてきました。中にはバスで通って来るこどもたちもいますので、ご家族はもちろんのこと、職員にとってもハラハラドキドキの3ヶ月でした。
今は元気に登所する姿に嬉しさと成長を感じています(^^)

 

 

☆活動について

 

さて今年の夏休みは、なんと44日!あります。
アフタースクールでは夏休みをどのように過ごすのか、昨年から始めたこどもたちの「やりたいこと」を「活動」という形にして計画・実施していく予定です。

昨年とても盛り上がった「水遊び」やカレー作り、今年初チャレンジする「木工作り」、8月末には「バーベキュー」も予定しています。
時間の許す範囲で「プラ板作り」や「おばけやしき」、また活動によっては学年別で行う予定です。
高学年の子の様子を見て、低学年の子も憧れを感じているようです。

昨年は、こどもたちの自主性や主体性を重んじながら大人がサポートしました。今年はこどもたちの「やる気!」「できる!」「協力!」を信じ、見守るサポートができるのでは!と思っています。

☆各学年の話し合いの様子を紹介します。

 

⇧1、2年生は「フルーチェ作り」の話し合い、初めての活動なので2年生がサポートしながら進めています。

 

⇧3、4年生は水遊びの話し合い、去年の活動内容を見ながら、準備する物や手順について再度意見を出し合っています!

 

⇧ 5、6年生はカレー作りについて話し合い、今年は自分たちで買い物から調理まで頑張ります!!

 

⇧今年もクリスマスコンサートを開催する予定です♪去年を振り返りながら、今回はどんな歌を歌おうかな?とみんなで話し合いをしているところです。

 

 

 

☆学習について

 

今年から学習の様子が変わります。学習の中でタブレットを使用できるようになりました。学校の課題以外でも調べたり、記録したり、研究することができます。
夏休みの、取り扱いについてルールを守りながら適切に使用することを話し合いました。
また、高学年は学習時間を自分で計画を立てて進めて行くことにしました。
各自で考え、何をして過ごすか決めます。

 

☆アフタースクールの庭の様子

 

アフタースクール前の野菜やひまわりたちが元気に育っています。
暑い日も熱心にこどもたちがお世話をしてきました。トマトやきゅうり、なすも少しずつ収穫ができるまでに育ってきています。

 

今年も猛暑になりそうです。
熱中症など体調に気を配りながら、子どもたちにとって楽しく、思い出に残る夏休みにしたいと思います。(文責:中曲瀬)

アフタースクールの庭の様子♪

今年も始まったよ、ひまわりプロジェクト!

 

昨年にひき続きひまわりの種を福島から送ってもらい、花をきれいに咲かせてその種を返送する『ひまわりプロジェクト』に参加する事になりました。

今年は去年よりも多くの種を送ってもらい400粒。

 

☆5/7  さっそく届いたひまわりの種を直植えで20cm間隔に2列にまきました。

今年は種が多かったのでお隣のプラスの敷地にもたくさんまかせてもらいました。

ひまわりの花の咲く夏が楽しみですね♪

☆6/5ひまわりの芽が出るまでは2週間程かかりましたが今年の種は元気いっぱいで、茎が20〜30cmまで成長。

☆6/15 10日足らずの間に雨もいっぱい降ったので1mほどの高さまでぐんぐん成長してこれからまだまだ大きくなります。ひまわりの花がいっぱい咲くのが楽しみです。

 

 

夏野菜も元気です!

 

ひまわりの種を蒔いたと同時にアフター前の小さな畑にトマト、ピーマン、きゅうり等の夏野菜の収穫を楽しみに植えました。

春前に植えた10個足らずのジャガイモも収穫の時期を迎え、子供達も土にまみれて歓声を揚げながら収穫。

掘り立てジャガイモを洗ってレンジでチンして皆んなで味見。美味しくって何回も並ぶ姿が微笑ましい!

きゅうりも初物の2本を小さく切ってレタスと一緒に全員で味見しました。みんなとってもいい笑顔

アフター前の小さな畑のひまわりの花や夏野菜の成長を楽しみに児童達がせっせと水やりに頑張っています。

☆今月の窓アートは、子供達手作りの梅雨空に負けないような楽しい風景です。

空は梅雨空ですが、子供達は毎日元気いっぱいにアフタースクールで過ごしてます。(文責:垣花)

 

 

 

5月の子ども達の様子

初めての宿題

 

5月の連休明け、少しずつ学校の生活にも慣れた1年生は宿題も始まりました。

初めての『宿題』は小学生になった!ということからか、アフタースクールに帰って来ると、嬉しい様子でランドセルから取り出し、「今日の宿題はこれだよ!」と教えてくれる子どもたち。進んで取り組む姿はもう立派な小学生』です!!

 

↑「う〜ん・・こうかな?」と一生懸命考えながら集中して取り組みます!

 

自分で「ここまで!」と決めた範囲や量を済ませた後は、好きな遊びやしたい遊びが始まります。

お気に入りは、『ままごと』や『シルバニアファミリー』。『トランプ』や『折り紙』『お絵かき』も人気です。

 

 

特に片付けに時間がかかる遊び(シルバニアファミリー、レゴブロック、ままごとなど)は、遊ぶ人みんなで話し合って片付ける時間を決めます。それに習って1年生もしっかり片付ける時間を決めて遊び始めます。

 

↓大人も子ども達も一目でわかる様に、ホワイトボードに書いてお知らせしてから遊ぶようにしています!

 

 

アフタースクールでは様々なルールがありますが、入所した時に上の学年の子ども達や大人から教わりながらこの2ヶ月弱を過ごしてきました。

他の学年も一緒になって、時には遊びのルールを教えてもらったり、おもちゃの使い方も教えてもらったりしながら、それぞれが「放課後」の時間を楽しんでいます♪

 

こいのぼり製作🎏

 

「5月の節句といえばこいのぼりだね!」ということで、大きな窓にはかわいいこいのぼり達がたくさん泳いでいます♪

 

↓こちらは1年生と5年生の合作の『立体こいのぼり』です!

発案は5年生のTさんですが、「すごい作品を作っている!私も参加したい!」と1年生のYさんも一緒に作り始めました。飛んでいるように見せるためにはたこ糸をボンドで固めて、竹ヒゴを通して、それから。。。

「顔は丸いシールを使うのはどうかな?」、「こいのぼりの上には矢車もあるよね!」と話をして、YouTubeからもアイデアを見つけながらアフタースクールにある材料でアイデアが詰まった協同でのステキな「こいのぼり」が出来上がりました♪

 

 

4月に入所してきた1年生も、すっかりアフタースクールの生活にも慣れてきています!

 

そろそろ梅雨が近づいてきますが、憂鬱な雨の日でも子どもたちはこうして『自分たちで考え工夫しながら』アフタースクールでの時間を過ごしています。

6月もきっとそんな楽しい時間となることでしょう♪(文責:白井、岩井)

 

 

春🌸〜別れと出会い〜

新一年生を迎える準備🌸


3月になり桜の花が咲き始めた頃、アフタースクールの子供たちは新しい季節を迎える準備で大忙し。

新一年生を迎えるために『どんな準備が必要か?』を子どもたちで話し合い、意見を出し合って決めていきました。

⇧子供達から出た意見は、ホワイトボードに書き出します!

グループごとに何を担当するか、どんな材料や準備が必要か考え、早速それぞれ作業に取りかかりました。新一年生の喜ぶ顔を想像しながら。。。たくさんの意見が出ました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ネームや部屋の飾り付けは時間がかかるから、2グループで製作した方がいいよね!」と考え、協力して作る事に決まりました。

子どもたちの素晴らしいアイディアと素敵なセンスで、3月末には新一年生を迎える準備はバッチリ!

飾り付けも子供達が考え、あっという間にワクワクする空間となりました☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新一年生みんなが喜んでくれますように。。。🌸

 

別れの季節

そして今年もまた、別れの季節がやって来ました。

数年間、兄弟姉妹のように濃い時間を過ごしてきた大好きな仲間たち。

この春も数名がアフタースクールを退所することとなりました。

3月最後の日に実施した『お別れパーティー』では、退所する子どもたちのメッセージにこれまでの数年間を思い涙ぐむ姿も。。。子供達からたくさんの思い出をもらい、また貴重な経験をさせてもらいました。

 

 

そして4月

 

子ども達お手製の桜の木が満開を迎えた頃。

  

 

 

アフタースクールに新一年生が仲間入りしました♪ 係になったグループを中心に、迎える会を進め、一年生は初めましての「自己紹介」をしました。

これからのアフタースクールで過ごす時間が楽しく充実した日々になりますように・・・。

 

アフタースクールでは、今年度もさらにパワーアップして様々な事にチャレンジし、子ども達の『やりたい!やってみたい!』のお手伝いが出来ればと思っています。

今年度も、子ども達が安心して楽しく過ごせる場所となるよう努めてまいりますので、ご協力よろしくお願いいたします。(文責:岩井、中曲瀬、白井)

 

 

今年度を振り返って

3月になりました。1月、2月、3月と駆け足で季節が巡っていきます。

アフタースクールの花壇は、子ども達とお手入れをしながら育ててきた、野菜や花々が咲き誇っています。春はもうそこまできている様です。

 

3学期、クリスマスコンサートを終え、より成長したアフタースクールの子どもたちは、短い放課後の時間を利用して、様々なことにチャレンジしています。

 

ポンポン作りと裁縫に挑戦中!

毛糸を使ったポンポン作りでは、男女問わず夢中になって毛糸をひたすら巻き巻き巻き巻き。。。

みんな楽しそうに色とりどりのたくさんのポンポンを作っていました!

 

 

さらに、裁縫にチャレンジした子ども達も。

初めて使う針と糸に少しビクビクしながらも、手を刺さないように気をつけて真剣に縫っていきます。

小さな御守りや巾着、中にはペット用のおもちゃやお財布を作った子もいました!

また、シルバニアファミリーの人形のお布団や洋服まで製作する子も。みんな回を追うごとに手捌きも上手になり、玉留めや玉結びも自分でできる子がほとんどです。

 

 

ひな祭りの飾り作り

ひな祭りには得意の折り紙で可愛い飾りをたくさん作り、窓にとっても素敵なひな祭りアートを作ってくれました♫

華やかな飾りで、アフタースクールの中がより明るくなった気がします。

今年度を振り返って・・・

今年度、様々な新しいことにチャレンジし、大きな変革の年となりました。

ひまわりプロジェクトに始まり、3、4、5年生がリーダーシップを図り、自分達のやりたい事を実現し、職員は少しだけお手伝いに回りました。

夏休みの活動のテーマ『新体験の夏!!』やオーストリアからのお友達レオンくんとの交流、オペラのコンサート鑑賞、心を一つにと取り組んだ『クリスマスコンサート』。

様々な経験から、子供達の可能性がぐんと広がり「やりたい!から「できる!」へと変化していきました。日常の過ごし方や遊び方も自分たちで考え、ルールを決めたり、話し合いをしたり、意見を出し合う場面を多く目にするようになりました。

やりたい事をまずはやってみます!

 

4月からは新一年も入所してきます。アフタースクールは、子ども達が安全に、安心して過ごせるように、さまざまな体験や学びを通して、成長を温かく見守り成長しあえる場所となるように目指していきます。

来年度の子ども達の新たな挑戦にもご期待ください。

(文責:岩井、中曲瀬、白井)

 

 

 

 

 

心をひとつに☆クリスマスコンサート☆

9月から本格的に練習を始めた「クリスマスコンサート」♪

少し遅くなりましたが、今回は本番までの練習の様子と当日の様子をお伝えします。

 

時間を決めて♪

 練習をスタートした頃は、「歌の練習をしまーす!」と大人が声を掛けると、「えー!!」、「宿題したいです!」と訴える子ども達もいました。その都度、気持ちに寄り添いながら見通しを持って練習が出来るように、ホワイトボードに「練習する曲」「時間」、「回数」などを書きだして、工夫しながら楽しく練習に取り組めるように進めていきました。

回数を重ねるごとに、バラバラだった歌もまとまってきて、各パートごとに音が取れるようになり、徐々に『合唱』に仕上がっていきました♪

時には自分達の練習風景を動画に撮って、歌声や動きを客観的に確認をしながら練習を重ねていきました。

 

担当者も決めました!

「あわてんぼうのサンタクロース」の楽器の担当者を決め、各曲ごとの紹介のアナウンス内容を決めて人選し、プログラムや招待状を作成し、立ち位置を決めて・・・と、当日までにやらなければならないことが次々とでてきました!!しかし、子ども達は率先して「私がやります!」、「僕がやります!」と参加してくれて、それぞれがスムーズに進んでいきました。

 

本番当日♪

いよいよ本番当日を迎えました。

子ども達は緊張した面持ちでしたが、みんなでがんばるぞー!!と意気込んでスタンバイ!

 

「世界中のこどもたちが」を歌いながら元気に入場して、自分の立ち位置に着き、コンサートが開演しました♬

「君をのせて」はアルトパートとソプラノパートに分かれての合唱です。始めはそれぞれの音を取ることに苦戦しましたが、お互いの音を聴きながら少しずつ合唱の形になっていき、優しく歌う所、盛り上がる所を意識しながら歌うことができました!

 

「パプリカ」は、歌いながら踊ることにチャレンジ!子どもたちの可愛いダンスはいかがでしたか?『歌いながら踊る』ということの大変さや楽しさに気づいた1曲となりました。

 

「あわてんぼうのサンタクロース」は楽器も加わり、クリスマス感たっぷりでお届けしました。歌と楽器のタイミングもバッチリ♫

☆次は「ジングルベル」のピアノ演奏。4年生Hさんと5年生Yさんの二人による連弾です。会場中が優しい音色に包まれました。

☆最後の曲はみんながよく知っている「にじ」を歌いました。手話ができる子どもたちは手話付きで頑張りました!

 

子ども達のこれまでの練習のがんばりが実り、保護者の皆さんの声援のもと、感動いっぱいのステキなコンサートになりました🎶

初めての試みで、ゼロからスタートした『うた』の時間でしたが、アフタースクールのみんなで、一つの目標に向かって 心をひとつに なれた時間となりました!

 

子どもたちが、『音楽が楽しい』と思ってもらえるように、発達や年齢を考慮しながら声かけや練習内容を工夫して進めて来ました。大人も一緒に楽しみながら歌っていくことで、今まで以上に信頼関係が深まったように感じた期間となりました。

さらに!!一人一人の新たな一面を知ることもでき、子どもたちはまだまだ多くの可能性を秘めていることを実感しました✨

 

合唱の立ち上げを任され、プログラムの内容を決めて、さあこれからというときに入院することになってしまい、二ヶ月間子供達に会えませんでした。とても申し訳なかったのですが、本番前に子供達に会った時は見違えるほど成長しており、感動しました。アフタスクールの支援員の皆さんが力を合わせて子供達と共に頑張ってクリスマスコンサートを成功させたことは、これからの道につながっていくと思います。これからもアフタースクールの合唱を楽しみにしてください。この合唱に少しでも関われてとても嬉しかったです。これからも陰ながら応援しています!(久保)

これからも、子ども達の得意な事や個性を生かして、成長を見る事ができる機会を大切にしていきたいと思います。

動画↓

パプリカ

君をのせて

(文責:白井、岩井、中曲瀬、垣花、久保)

 

 

 

 

こども食堂でお手伝いしたよ!

毎月第4土曜日に行われている吉野寺の「こどもみらい食堂」

これまではお昼ご飯を食べる目的で参加していたアフタースクールの子ども達でしたが、今回は「お手伝い隊」として参加しました!

 

絵本の読み聞かせのお手伝いをお願いされていましたが、『絵本は上から覗き込まないと文が読めないな』、『声がよく通らないんじゃないかな』と考えたこどもたちは、紙芝居を読むことにしました!

2人1組になって『小さい子ども達が怖がらない話がいいよね!』と話をしながら、読む紙芝居を選び、朝の会で本番さながら各自読む練習をしました!

 

練習していると、Hくん『外枠があったらもっと読みやすくなるんじゃない?』と思いつき、即席で枠まで作ってくれました!

 

 

いよいよ本番です♪

ドキドキしながら緊張した面持ちで出番を待っていた子どもたちでしたが、練習の時以上に声も出ていて、抑揚をつけたり速さに気をつけたりしながら、それぞれのペアのチームワークも抜群で上手に読んでいて、子ども達がとても頼もしく思えました。その成長ぶりに、大人も感動しました!(^^)

 

⬆️枠もいい感じで活用されています!!

 

これまでは、絵本の読み聞かせだけでしたが、初めての紙芝居に、子ども食堂に携わっていた方々も調理の手を止めて様子を見に来てくださり「紙芝居っていいね!」「とっても上手でした!!」と絶賛されました。また「ぜひお願いします」と次の予約もいただきました。

 

相手のこと思いやったりより良い方法はどうしたらいいかな?と考えたりすることができるようになっているアフタースクールの子どもたち。

地域の方々との交流も大切にしている活動のひとつですが、日常のアフタースクールでの過ごす時間や、これまでの様々な活動を通して培われた経験が生かされていることを実感したステキな一日となりました☆

(文責:白井)

 

ひまわりの種を送ったよ!

10月初め 収穫したひまわりの種を折り紙や手紙と共に福島のプロジェクトチームへ送りました。

今年の初めにひまわりオイルとの出会いからひまわりプロジェクトは始まりました。

 

『ひまわりプロジェクト』とは

ひまわりの種を福島から送ってもらい、タネを撒き花を咲かせ、その種をお返ししてひまわりオイルの材料にしましょう。という企画です。

届いた40粒のひまわりの種まきに始まり、さらに本植えまで。

待望のひまわりの花を咲かせ台風で傷ついても、炎天下の暑さにも負けず。 毎日水やりをがんばりました。

いよいよひまわりの種の収穫。

 

 

選別作業

子ども達は一個でも多く種を送れるように、と根気よく種の選別をしてくれました。

ひまわりの種を採取中は、ありやくもが出てきて「虫がいるー!」となったり、種が飛び出てくる姿に「ポップコーンみたいだね」と言いながら取り、花の中にはわたがあり「ふわふわしている、綿毛みたい」と会話が弾みました。

 

また、「手がベタベタする!」と軍手をはめて作業をしていたのですが、「やりにくい!」となって素手での作業に変えた子どもたちでしたが、軍手をはめたりはずしたりしながら。

また別の日には、味見をしてみたい!となって「アーモンドみたいな味がするよ!」と、言いながら初めての経験を楽しみつつ、まるで作業所の様に上手に進めていきました!

↑手がベタベタするね、虫が出てきたよ!と言いながら、軍手をはめてみました。

 

 

黙々と上手に根気よく作業を進めていきました!

 

 

「いよいよ発送」

10月初め:折り紙や手紙を、丁寧にラッピングしたひまわりの種と一緒に、福島のひまわりプロジェクトに送りました。

手作りの折り紙を作ったり、メッセージを書いて同封します!

 

 

郵便局まで行きました!!

実際にこども達と一緒に郵便局に行き、送る方法を調べて住所を書いたり、料金を聞いたりして発送しました。

これで今年のプロジェクトは終わりです!!

 

子ども達もひまわりを育てる一連の流れを通して、

 ☆鹿児島から遠い「福島」について

 ☆ひまわりの生育について

 ☆一つの目標に向かって協力して取り組むことの大切さ

など、たくさんのことを学びました。

 

来年はもっともっとたくさんのひまわりの花を咲かせられたらいいな〜♪

(文責:垣花、白井、中曲瀬)