2学期が始まり、残暑厳しい日が続いていますが、子ども達は元気にアフタースクールに登所して来ます。
今回は、『新体験の夏!』とテーマを持って過ごした夏休みの様子をお知らせいたします。
○本場のオペラを体感🎵
前回お知らせした、オーストリアから来たレオンくんのお母さま、貫見恭子さんによるオペラのコンサートが開かれ、ウィーンの歌劇場で活躍する恭子さんのオペラを聴ける絶好の機会となりました。
オーストリアやウィーンについての紹介の時間も設けられ、子ども達はオペラを通じて国や街についても学ぶことが出来ました。
恭子さんの力強くも伸びやかで綺麗な歌声に最初は驚きつつも、どんどん魅了されていった子ども達。
最後はみんなで「虹」を合唱し、恭子さんは上のパートを歌われて、子ども達は手話を交えながらのステキなハーモニーとなりました🎵
《曲目》アヴェマリアの聞き比べ、ロミオとジュリエットのアリア、イタリア歌曲など
⬆️最後には子供達からお礼の手紙と手作りの花束をお渡ししました。
○子ども達主導の活動
今年の夏休みは、自分達でグループごとに活動を決めて実行していくことにしました。
①くるみボタン製作
②プラ板作り
③スーパーボールすくい
④スイカ割り
⑤スライム作り
⑥ゼリー作り
⑦水鉄砲遊び
⑧カレー作り
以上、8つの活動を子ども達主導で進めていきました。
◉どの様な手順で行うか
◉材料は何が必要か?足りない物はどうするか?
◉どこで活動したらいいのか?
など、考える事、決める事がたくさんあります。
活動日から逆算して3、4、5年生を中心に話し合いを重ねて、準備を行っていきました。
製作活動の子ども達は作る手順を作成して、各グループ分の枚数コピーを取ったり、材料を購入しに行ったり、大人に購入依頼を書いたり。
調理班は、給食室にレシピや材料を教えてもらいに足を運んだり、必要な調理器具を考え数を揃えたり。
活動によっては、みんながイメージしやすいように、うまく製作できるように、と試作品を作って確かめて活動に臨む姿もありました。
《ボタンアクセサリー作り》
自分の作りたい生地や折り紙を選んで作っていきました。
《プラ板作り》
→係の児童達による作り方の説明の様子
「うまく焼けるかドキドキするー!」と言いながらトースターの中のプラ板とにらめっこ!「やったー!できた!」と焼き上がった作品を嬉しそうに見せてくれました。
《スーパーボールすくい》
「一人5個ずつすくえます!」と係の人の声掛けのもと、真剣勝負の始まりです。ポイが破けても新しいポイをもらって再度チャレンジ!お目当てのボールをすくうことができて満足そうでした。
《スライム作り》
材料を分量の通りに計って混ぜていきます。色水を選んで混ぜたあと、「うまく固まったからよかった~!見て~!」ときらきらラメも入れて自分だけの色のスライムが出来上がりました。
《スイカ割り》
今年はプラスのホールを借りて行いました。係になった子供たちは、声かけが得意な子は流れの説明を、表舞台に出ることが苦手な子は学年ごとの回転の数の統計を取って表にしたい!と考え、それぞれがやる気満々でみんなをまとめていきました。「まえまえ!もっと右、あぁー行き過ぎ!」など声掛けをして割れるようにサポートしていき、見事3年生のAさんが割ることに成功!!楽しんだ後はみんなでおいしくいただきました♪
《ゼリー作り》
どんなゼリーを作ろうか。。。係の子ども達がインターネットで検索しながら、準備していったゼリー作り。果物たっぷり、ジュレまで自分たちで作って見栄えも豪華なゼリーが出来上がりました。「コンビニで売っていたら買いたいぐらい美味しいです!」とコメントする子供もいたくらいです。少し工程の多いゼリー作りだったので難しいかなと思っていましたが、こんなゼリーも作れるまでになったんだなあと子供たちの成長をしみじみ感じた活動となりました。
《水鉄砲遊び》
ペットボトルを使って作った手作りの水鉄砲。オリジナルの水鉄砲で、ねらいを定めて思いっきり水遊び!「キャーキャー」言いながらたくさん走ってたくさん笑って、みんなびっしょ濡れになりましたが暑さも吹き飛ぶ気持ちよさでした。
《カレー作り》
玉ねぎは何度切っても目が痛くなる~( ;∀;)、「目が痛い!目が痛い!」と涙を流しながら必死に切りました。
→出来上がったカレーはそれはそれはおいしくて、おかわりの長い列ができました(^^)3、4回おかわりをして「おいしかった~♪」と、50人分作ったカレーも全部食べ切り、大満足の活動となりました!
それぞれ、活動の終わりには振り返りを行いました。活動を進めた子ども達からは、「みんなに説明する事が難しかった」、「準備が大変だった」、「このグループで活動をすることができて良かった」という意見がでました。
さらに、活動を行った子ども達からは、「楽しかった!」、「説明がわかりやすかった」、「スムーズに進めることができてありがたかった」など、どちらも肯定的な満足感たっぷりの意見が出ました。子ども達の表情からも達成感に満ち溢れた『新体験!』の連続となったようです!
○ひまわりの成長(続き)
次々と開花し、太陽に向かい大きく花を咲かせたひまわりの花々。
子供達やお迎えのご父兄を楽しませてくれた役割を一つ終え、次の役割へと向かっています。咲き終わったひまわりを吊るし、さらに乾燥を進めます。乾燥したひまわりの種をみんなできれいに汚れを取り除きました。
子供達の手で一つ一つ丁寧に作業をし、福島から送られてきた時と同じ黒い種が収穫できました。「やったーすごい、ちょっと食べてみよう!」、「パンにつけて食べてみたひまわりオイルの味かな?」「いや、アーモンドみたい?わからないからもう一つ…。」試食は2つまでにしてねー!なんて会話もしながら作業を進めて行きました。福島の皆さんへお手紙を添えて、子供達の手で届けたいと思います。
このように活動や行事で盛りだくさんだった思い出多いアフタースクールの夏休み。数々の『新体験』を通して、子供たちの心もまた大きく成長したのではないでしょうか。
この経験をもとに、2学期も様々なことに自分らしく元気にチャレンジしていってほしいと思います。(文責:白井、中曲瀬、岩井)