雨にぬれた紫陽花が色鮮やかに咲き誇る季節となりました。梅雨の雨にも負けず、アフタースクールは毎日、子供たちの元気な声でにぎわっています。
ひまわりオイルとの出会い
4月、あるオイルとの出会いで『ひまわり』とのご縁が出来ました。それは福島の福祉事業所で作っている『ひまわりオイル』です。
13年前の東北大震災により、福島にある福祉事業所のひまわりオイルも、土地の汚染で製造中止に追い込まれました。それを知った全国各地の人たちがボランティアでひまわりを育て、収穫した種を送ってくれることになりこれをきっかけに『ひまわりプロジェクト』が発足しました。
今回私たちも少しでもお役に立てたらと、このプロジェクトに参加することになりました。子供たちにプロジェクトについて話をしたところ「交代でお世話をしたらいいね!」「水やりも必要だね!」などの声も上がり、みんなでお世話をしていくこととなりました。
ひまわりの種を植えよう!
5月の土曜日、届いた種を人数分ポットに植える作業を行い、新聞紙で覆いました。芽が出るまでの間「まだかな?」と新聞紙の隙間からのぞき込む姿も見られました。それから1週間ほどして小さなかわいい芽が出ました。
本植えの時期になるまでは、子供たちにも手伝ってもらいながら作った駐車場の片隅の畑の土を耕したり、畝を作り等間隔で植穴を造ったり、子供たちもその日を心待ちにしながらお手伝いをしてくれました。
『土作りの様子です』↓
そして5月末、待ちに待った本植えの時期が来ました。子供たちは1人1輪ずつ、「大きくなあれ」と願いながら大切に畑に植えていきました。
植えた時はひょろひょろだったひまわりの苗は、お日様と雨の恵みでどんどん成長し、今では30センチほどの大きさになっています。
これから訪れる暑い夏、子供たちみんなでお世話をしていきたいと思います。夏休みにはきっと立派なひまわりの花を咲かせてくれることでしょう。秋になり福島の事業所に種を送り、このプロジェクトを達成できることをみんなで楽しみにしています。
また、現在アフタースクールの周りは、色とりどりの花とローズマリーの香りで満ちています。野菜たちも元気に育ち、プチトマトも次から次へ実がなっています。
ジャガイモ穫ったど~!
先日はプランターで育てたジャガイモを収穫してみんなで美味しく食べました。レンジで温めたジャガイモにひまわりオイルとお塩をかけて。。。それが子供たちには大好評!ますますひまわりの成長が楽しみになった子供たちでした。
アフタースクールでは子どもたちと「ひまわり」を通して、福島や原発の事、震災、ひまわりの成長過程についてなど様々な事を学び、感じながら共に成長を楽しみたいと思います。
日々のひまわりの生育と、花が咲くのをお楽しみに♪
(文責 垣花・岩井)