新年度になり、早いもので一ヶ月が過ぎました。
今年度は新1年生が11名入り、総勢44名のスタートとなります。1年生の子達は、ピカピカのランドセルを背負い、毎日元気に帰ってきており、2年生以上の子達も去年とは違う先生や友達のことを楽しそうに話してくれています。
今回は、子ども達がこの1ヶ月をどのように過ごしてきたのかをお伝えしたいと思います。
1年生にとっては、何もかもか新しいことだらけの新学期。大きなランドセルを背負い、毎日元気に「ただいまー!」と帰ってきてくれます。
おやつを食べている時には、ほっとするようで
「僕の先生は男の先生だったよ」
「学校には教室がいっぱいある!」
「授業で算数をして楽しかった」
など、みんな思い思いのことをたくさん職員に教えてくれます。
また、慣れない生活に困ったり疲れを見せたりする子もいますが、そんな時、率先して動いてくれるのは2年生達。
自分達が去年経験したことを思い出しながら「どうしたの?大丈夫?」と話しかけ、職員に教えてくれたり話を聞いてあげたりすることもあり、1年生をサポートする姿を見せてくれます。大人が入っていかなくても子ども達同士で解決する手段や方法を探りながら、こうやって成長していくのでしょうね。
また、1年生は上級生のしていること、遊んでいることにも興味津々です。
“何を使っているのか、何を作っているのか”をじっと見つめ、自分達でも同じようなものを作る場面があります。一人の力ではなかなか上手くできない時には「ここを変えたらいいんじゃない?」「それよりもこの大きさのブロックを使った方がいいよ」などと近くの友達と一緒に考えながら作っていました。上手くいかないこともありますが、試行錯誤しながら作っていくことで言葉での伝え合い、お互いの意見の調整をすることができていたように思います。
また、アフタースクールでは土曜日や長期休暇を中心に、掃除場所を決めて掃除にも取り組んでいます。
すっかり慣れている上級生たちは、決められた場所に向かい、スムーズに終わらせていきます。そこで、上級生には一年生とペアになり、掃除の方法を教えてもらいました。
掃除を始める時には“どうやって教えたらいいのかな…”という顔をしていた上級生の子もいましたが、今までずっと取り組んできたことなので手順はすっかり覚えています。
掃除機をかける時には机を上げてから行うこと、遊び道具の棚は決められた場所に綺麗に片付けること、トイレ掃除は見えている所だけでなく裏の方も掃除することなど、職員が言わなくても自分達で教えてくれる姿に頼もしさを感じました。
今年度は昨年度同様に、様々な場面で話し合いを設けていきます
『みんなが過ごしやすくなるためにはどうしたらいいか』
『自分達がしたい活動をするためには何を準備したらいいか』
など、疑問や質問が出た時に話し合いを行い、全員で考えるようにしていきます。40人ほどいる中でいろいろなことを決めていくのでスムーズに決まらないことも多いとは思いますが、子ども達自身の意見や気づき、時には折り合いをつける経験をしながら、なるべく全員が納得して解決していけるようにしていきたいと思います。
感染症の終息もまだ見えない状況ではありますが、アフタースクールでは、できる限り子ども達や保護者の皆様が安心して過ごすことができるようにしていきたいと思っています。何かありましたらお気軽に職員までご相談ください。
また、集団生活を送る上で各ご家庭にご理解・ご協力をいただく場面も出てくるかとは思いますが、どうぞよろしくお願い致します。