お手伝い隊発足

子ども達が楽しみにしていた夏休みが始まりました。今年の夏は例年以上に暑く、熱中症警戒アラートが連日発令されていますね。なかなか外遊びにいけない子ども達ですが、工夫しながら過ごしています。今回は『お手伝い隊』についてお知らせします。

 

初の試みで、保育園や認定こども園へ「お手伝い隊」として活動しています。どんなことをするのかな、と興味深々で多くの子ども達が積極的に参加しています。

「今日お手伝いに行ってもよいですか?」と、それぞれの園に自分たちで電話をかけることから始めます。電話をかける経験の少ない子ども達は「何て言ったらいいの?」、「わからないよー!」と困った様子。するとkちゃんが、「みんなが電話で話しをしやすいように、マニュアルを作るのはどうか」と提案してくれました。早速話す内容を書き出し、マニュアルを作成してくれました。

 

↓こちらが出来上がったマニュアルです。ここまで考えてくれると、電話をかける人も安心してかけることができますね。さすがです!

 

「あぁー!ドキドキするー!」と言いながら恥ずかしそうにかける子、恐る恐るかける子など様々ですが、“経験“が“自信“に変わる瞬間です。少しだけ大人の力を借りることもありますが、マニュアルがあるおかげでみんなスムーズに園に電話をかけることが出来ています。行くメンバーが決まると、自分たちでリーダーを決めてみんなをまとめる役目も決めてから出発します。

 

 

各園では、園児の着替えの手伝いや布団たたみ、シャワーを浴びた後のふき上げ、絵本の読み聞かせ、給食の準備、寝かしつけや窓拭き、部屋のお掃除をしたりと活躍しているようです。時には一緒にドッチボールをしたりかき氷や漬物を食べたり、ご褒美にみかんをもらったり。

 

  

お手伝いを終えてアフタースクールに帰ってきた時の子ども達は、達成感や自信に満ち溢れたそれはそれはとっても輝いた素敵な顔をしていますよ。

保育園やこども園の職員の皆さんにも力を貸していただきながら、たくさんの経験をしている子ども達。行ってみたい、やってみたいという気持ちを大事に、自分たちができるお手伝いを楽しみながら、残りの夏休みも成長していくお手伝い隊に期待です。

(文責:白井)