今日は、夏休み最後の工作「ボタンアクセサリー作り」をしました。1年生の男の子は、妹やお母さんへプレゼントにしようと布を選んでいました。喜んでくれることでしょう。キーホルダーやゴムを通して髪止めにもしていました。分からないことは上学年が下学年に教えてあげていました。出来上がったら手首に付けて嬉しそうです!
朝晩少し涼しく感じることもありますが、暑さももう少し続きそうですね。外遊びも遊べそうな時には少しの時間楽しんでいます。
長い夏休みも残り8日となりました。21日の出校日に宿題も提出してほっとしていることでしょう。観察記録等もう少し続きのあるものもあるようです。最後まで頑張って欲しいです。
熱発や腹痛等夏の疲れの出ている子どもさんもいます。ゆっくり睡眠を取って2学期に向けて体調を整えたいです。
昨日は、帰りの会で言葉遣いについて話をしました。相手の気持ちも考えた言い方について考えようと話しました。家庭でも気づかれた時には声をかけてください。自分の意見や気持ちを伝えるのは大事です。相手が気持ちよく受け止めて、話し合いができる流れになるといいですね。
今日は土曜日。みんなが集まるまで早めに来た子どもたちでゲームを楽しんでいます。
キーワードは、「非認知的能力」です。例えば、目標に向かって頑張る力、他の人とうまく関わる力、感情をコントロールする力などです。
数がわかる、字が書ける等、IQなどで測れる力を「認知的能力」と呼ぶ一方で、IQなどで測れない内面の力を「非認知的能力」と呼んでいます。
今なぜ、非認知的能力が注目されているのでしょうか?世界の乳児教育に詳しい遠藤利彦さん(東京大学大学院教育学研究科教授)による理由は以下の文です。
「教育経済学の代表的な研究者に、2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマンさんがいます。ヘックマンさんの主張は、大きく2つです。ひとつは、子どもの教育に国が公共政策としてお金を使うなら、就学前の乳幼児期がとても効果的だということ。もうひとつは、幼少期に非認知的な能力を身につけておくことが、大人になってからの幸せや経済的な安定につながるということです。
ヘックマンさんの代表的な研究に「ペリー就学前プロジェクト」があります。アメリカのミシガン州で行われている、1960年代からはじまり、現在まで続く調査です。
調査対象は、経済的に余裕がなく幼児教育を受けることができない貧困世帯の3〜4歳の子どもたち123人です。この中の約半数の子どもに、週3回、1日3時間のプリスクールに2年間通ってもらいました。さらに、週に一度、教師による家庭訪問も行いました。
プリスクールに通ったグループと通わなかったグループ。その後の人生にどんな変化が起こるのか追跡調査をしたところ、40歳の時点で明らかな違いが現れました。プリスクールに通ったグループは、通わなかったグループに比べて、収入が多い、持ち家率が高い、学歴が高い等の差が見られたのです。
この結果の理由を「教育を受けてIQが伸びたからではないか?」と考えてしまうかもしれません。しかし、子どもたちのIQを調べると、プリスクールに通っている間は、急激に伸びていますが、9歳頃になるとIQの差は、ほとんどなくなります。
ヘックマンさんは、彼らが大人になってもより幸せでいられるのは、プリスクールに通って認知的な能力を伸ばしたからではなく、認知的能力以外(非認知的能力)を身につけたことが大きな要因ではないかと考えたのです。」上記の内容は、「NHKエデュケーション・すくこむ」より
日本でも、非認知的能力が注目されています。2017年3月に改訂された「学習指導要領」に、その内容が組み込まれています。アフタースクールでも、人とうまく関わる力や感情をコントロールする力を育んでいきたいです。
関東方面に引っ越すことになり、8月10日でお別れとなりました。アフタースクールは、隣の保育園で英会話を習っている子どもも多く、グレッグ先生と遊びながら少しずつ会話をすることが出来るようになりました。グレッグ先生も、子どもたちに得意な工作を教えてくれたり、外で遊んだりしてくださいました。また、去年も今年も夏休みに英会話教室を開いてくださいました。ありがとうございました。けいた君も、工作が得意で、工夫した楽しい工作をたくさん作っていましたね。たくさんお喋りもしました。新しい学校でも友だちをたくさん作って楽しく過ごしてくださいね。また、会えると嬉しいです。お元気で!