新米を食べました!

♪森の鎮守の神様の〜♪

という歌声がどこからともなく聞こえてくるような気がして、心がワクワクする黄金色の一面の田んぼ…アフタースクールで育てたお米の作業もいよいよ大詰めを迎えました。

稲刈り、かけ干し、脱穀と進めてきて、次は『もみすり』と『精米』です。

 

《もみすりの方法》

①金ザルにもみ米を入れる。

②すりこぎやソフトボールを使ってザルにゴリゴリこすりつける。

 

↑なかなか根気のいる作業です。

 

《精米の方法》

①ビン(コップ)の中に玄米を入れ、すりこぎ棒で上下につく。

②ぬかが取れて底に溜まってくる。

もみすりをして精米までしたらおいしいお米が食べられる!でも、なかなか思うようにもみ殻が取れません。もみの取れたお米は、一粒一粒お箸でつまんでお皿に入れていきます。気の遠くなるような地道な作業ですが、子ども達は粘り強く頑張りました。昔の人は、本当に偉かったと改めて感心させられました。

 

結局、最後は「コメ太郎」にお世話になり、3、5合のお米が精米出来ました。全てのことに感謝、感謝!

その大事なお米を炊き、小さなラップに一口サイズのおにぎりにしておやつに食べてみることにしました。小さなおにぎりを不思議そうに眺める子、一口でパフッと頬張る子、もっと食べたかったとおねだりする子など反応は様々でしたが、食べ終わったらみんな笑顔でいっぱいになりました。

来年も子供達の笑顔と共に実りの秋を楽しみに、そして今年の経験を生かしてさらにおいしいお米ができるように、チャレンジは続きます。

(文責:垣花、白井)